そんな時間を楽しむ蟹座さまの2021年の4月。
気がついたら、20201年がもう3ヶ月も過ぎてしまっていますね。
それでもなぜかまだ、1月、2月の気分が抜けきれなくて、春物のジャケットとコートが少し心細いような、不思議な孤独感を感じたりしています。
蟹座さまに本格的な春、というか、エンジンがかかるのはもうちょっと先だからなのかも知れません。
その「もうちょっと先」の訪れをを待つような4月、ポイントとしては、水星金星の牡牛座入りと火星の蟹座入り、それから、月末には木星が水瓶座28°と5月の魚座入りが間近に迫っている点、とみています。
それらの影響で、4月前半は今ひとつという感じでも、4月中旬から後半にかけて、動きが活発になったり動かざるを得ない状況になったり、周囲とのコミュニケーションや活動がパワフルになったりする蟹座さまがいるのではないかなと、思います。
4月の天空のカレンダーを詳しく見ていきましょう。
水星は魚座23°から4日には牡羊座を抜けて足早に、19日には牡牛座21°へと向かいます。水星の動きと比較すると、4月の金星はのったりゆっくりした動きで、牡羊座12°から15日に牡牛座18°へと運行します。
火星が双子座16°から23日には蟹座に入り、3°まで。
木星と土星はそれぞれ、水瓶座23°から28°、11°から13°へと運行し、天王星は牡牛座8°から10°。海王星は魚座21°〜22°、冥王星は山羊座26°と、ほとんど動きません。
水星、金星の牡牛座入りと火星の蟹座入りは、なんとなくうれしいような、春っぽいというよりも、「初夏」的な雰囲気を感じさせます。
新月は12日牡羊座22°。満月は27日蠍座7°です。
2021年4月15日のホロスコープ。金星が牡牛座に入座しているのが見えます。 |
4月は、『月』に少し注目したい気がしています。
上に書いたように、新月は牡羊座なんですね。それから、満月は蠍座。
新月は前半のぼんやりした、まだ不安定な気持ち・揺らぐ心持ちを示しているようで、月末の満月は火星の蟹座入りとも絡んで、蠍座からの「このままじゃなくて、何かもっとしっかりと強く!」というような、エネルギーを感じさせます。
新月と満月、それぞれ、月と蟹座さま誕生時太陽がスクエアとトラインの位置になるんですね。
新月の12日は金星・冥王星もスクエアです。オーブですが蟹座さま誕生時太陽とTスクエアとなります。
27日の満月は牡牛座天王星と非常に近いオポジッションでもあるので、「うずうずする気持ち」が、刺激されるようにも思えます。
4月前半はいまひとつ、もやもやしたものがあって、すっきりできない、どちらかというと慎重にしたいような雰囲気の中で12日はしんみりとした満月になるかも知れないのですが、中旬から月末にかけては、徐々に気分も上がり少しずつ自分の呼吸を取り戻していくようなイメージ、そのシンボルとしての『月』なのかなと、思うのですね。
天体の動きから
蟹座さまにとっては、水星や金星、その他の天体についても、12日あたりまではパッとしません。
10日には火星と海王星がスクエアとなっていて、やや身体が重いなぁとか、筋肉痛のようなじわわわ〜とした「動きたくない気だるさ」を感じさせます。
15日に金星が牡牛座入りしますが、この辺りが切り替えのポイントなのか、「ウジウジしていてもしょうがない!」的な吹っ切れる感を伴って自分から動き始めるイメージがあります。
蟹座さまにエンジンがかかるのは、金星と天王星がコンジャンクションとなり火星が蟹座入りする23日あたりから。この頃には水星も牡牛座を運行中で、情報のやり取りや自分から発信することも増えるように思われます。
牡牛座の金星は、愛や経済面、家族のイベントにパワフルになれるのではないでしょうか。自分から働きかける方向性、そして、蟹座さまを取り巻く愛情の別の面や、これまでとは違う対応の仕方、それらがクローズアップされてきそうです。
木星の魚座入りを前に
前述したように、木星は2021年、5月14日から7月27日のひと時、魚座に滞在します。
これは2022年の予兆であり、蟹座さまの何ものかに対する『愛』をめぐる2022年を垣間見る時間帯となるのかも知れません。
これまでたびたび書いてきたように、魚座には海王星が運行中です。2022年、魚座で木星と海王星が出会うのです。
自分で思い込んできた、思い込まされてきた実態のない「境界線」。その”超えられない”と信じてきた、信じ込まされてきた”何か”を飛び越えさせる力を持った『愛』をめぐるものが、現れてくるのかも知れませんね。
誰か他の人の為に自分という境界を超える、そういった『愛』をアガペーと呼ぶのなら、「そんなもの幻想や理想であって有りはしない」と信じ込まされてきた蟹座さまの殻は、内側から揺り動かされ徐々に剥がれ落ち、やがて離れて新しくされていくのだと思います。
4月から5月への時間は、不安と緊張と、その先に待つ次の展開への期待の橋渡しとなる、ひと時の静けさと序章のような躍動がイメージされるのです。
前半さん
2019年から2020年、そして、2021年ともしかすると理由がよく分からない不安を抱えていた前半さんがいるような気がしています。その不安がすぐに消えるわけではありません。ですが、その「不安」も含めて、手放していい、と思える時間がやってくるのではないかと思います。
中頃さん
「ダルい」と感じているのなら、中頃さんは「飽き」てきたのではないでしょうか。自分を偽って、本心じゃないのに・・・そんな心の声が徐々に大きくなってきていることに、月を見上げて、否定できない中頃さんがいるのではないでしょうか。その心の声の向こうに、今まで知らなかった『愛』の存在を感じ始めていると思うのです。
後半さん
それは「諦め」ではないんです、後半さん。諦めではなくて、後半さんにとって実はそれはどうでもよくなった、別に大したことじゃなかった、ということだと思うのです。もう、それくらい後半さんは見るべきものを見て、心を砕いて取り組んできたのです。それは他人の評価では決してはかれない、真実の宝石だと思います。
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天のカレンダーには、星の配置、ハウスの巡りに、良し悪しは書かれていません。
運がいいとも悪いとも、書かれていません。
書いてあるのは、「ありのままの、それだけのこと」。
起きていること、起きたことに意味づけをするのは、私たちが特定の概念に支配されているからかもしれません。
どんな事柄も、あなただけに特別に贈られてきたギフト。
ただ、添えられたカードが読めない文字で書かれている、それだけの事なのです。
Free Horoscope Chart さんのチャートを使用しています。https://freehorocharts.com/
今回の画像は、
フリー素材の「ぱくたそ」(https://www.pakutaso.com)さんから
パステルカラーのフラワーアレンジのフリー素材 https://www.pakutaso.com/20131021277post-3344.html
あじさいの花束造花のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20160604175post-8229.html
カップに入った薔薇の花のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20130119024post-2352.html
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