2018年11月7日に蟹座入りするドラゴンヘッド。
2019年の蟹座さまを占う、重要な鍵となります。
割と大急ぎで書いています。
ぼんやりしているうちに、ドラゴンヘッドが蟹座入りする時期が間近に近づいていました。
「蟹座さま。リベンジ。」では、2020年にこれでもかというほどこだわっているのですが、ドラゴンヘッドもそんなこだわりのひとつになります。
(2020年トリプルコンジャンクションと蟹座さまはこちらです)
と言うより、蟹座入りするドラゴンヘッドは、今年すでに通過しつつある木星海王星と蟹座さま方の誕生時太陽とのトライアングルや、今まさに迎えている山羊座土星・牡牛座天王星のトラインに続いて、2020年に至る過程に現れている大きなメッセージ、『鍵のひとつ』と考えられるからです。
この現象が示す蟹座さま方へのメッセージを、紐解いていきましょう。
・ドラゴンヘッドとは何か
ドラゴンヘッドとは、もともとはインドの占星術、ジョーティッシュから発生した感受点で、太陽の軌道(黄道)と月の軌道(白道)が交差する点のことです。
二つの軌道は微妙に傾いていて(約5度)、黄道に対して白道が登っていく交差を昇交点、逆に降りていく交点を降交点と言います。
二つある交点の昇交点をドラゴンヘッド、降交点をドラゴンテイルと呼び、天体ではありませんが天体と同じように扱われています。
黄道周期は約18.6年。
黄道を反時計回りに移動するために、ホロスコープ上では常に逆行しているように表されます。
またドラゴンヘッドとドラゴンテイルは常に180度向かい合っていますので、ドラゴンヘッドが蟹座にある時、ドラゴンテイルは山羊座にあることになります。
前回、蟹座に巡ってきたのは2000年4月から2001年10月です。
・ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルの意味するもの
この二つが意味するのは、霊的な作用です。
ドラゴンヘッドは霊的な影響下での現世的な願望や事柄を示し、社会的な交流や人間関係を意味し、ドラゴンテイルは同様に、過去生や宿業的な事柄、解脱や悟りにつながる関係や絆を意味するとされています。
西洋占星術では、ドラゴンヘッドは木星や金星と、ドラゴンテイルは土星と同じような効果を付加させる場合もあります。
2019年3月21日のホロスコープ。 オレンジ色の円の中に蟹座のサインを運行中のドラゴンヘッドがあります。 |
・蟹座を運行する期間と2020年、約束された「時間」の可能性
さて今回のドラゴンヘッドですが、間も無く11月の7日に蟹座のハウスに入り、2019年を過ごし、反時計回りに隣接する双子座に移動するのが、2020年5月5日になります。
(さらにこの2018年11月7日8日には、木星の射手座入り、天王星の逆行牡羊座入りも重なっています。)
ここに、2020年にこだわる理由、ひとつのつながり、があるのです。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが意味しているものが、霊的な領域や影響下での現世的な事柄と宿業的な過去生に関わるもの、と前述しました。
ということは、運行のホロスコープで重要な感受点と重なる時、現世的な希望や問題が影響を与えると同時に、過去生からの衝動や干渉も現れてくるのではないか。
重要な特筆すべきイベントがホロスコープ上で起きる時には、それらの影響を受け、またはそれらの天体を通じて起こる作用があるのではないか、と考えられるのです。
過去と現世を織り交ぜながら2つの天空の交点は、トリプルコンジャンクションを目前にした2019年から2020年にかけて、蟹座の誕生時太陽に対してコンジャンクションとオポジッションというアスペクトを形成し影響を与えつつ運行します。
現在の時間軸としての山羊座3天体のコンジャンクションに加えて、過去と未来という次元軸での複合的かつ永続的な広がりを持った「時間」の特異点が、2020年の蟹座の誕生時太陽には待っているのです。
これは、誕生時太陽、つまり、あなた自身に対して現世的な事象の裏にある魂、あるいは過去生から発せられる根源的な存在からの強力なメッセージが、この期間に起こる出来事を通じて開示されることを暗示してはいないでしょうか。
もっと噛み砕いてラフに言ってしまうと、確かにトリプルコンジャンクションは太陽星座蟹座さまにとって、少々厄介な星めぐりかもしれないのですが、これは同時に、それを通じてトラウマ的な思い込みから解放されたり、もっと拡大した考え方や意識を獲得できるチャンスがおとずれる、ということでもあると思うのです。
例えば、ドラゴンヘッドは人間関係に効く、とも言われます。
この期間に出会った人が、過去のトラウマを解消するヒントをくれたり、出会ったその人が過去生とのつながりを持った人なのかもしれません。
極端な例では、あなたは何かを「思い出す」のかもしれません。
あるいは、過去生での約束を果たせる期間、または、来世につながるきっかけが生まれる期間なのかもしれません。
この期間あなたに降ってきたひらめきが、はるかな時を超えた問題を解決する鍵になるのかもしれません。
さらに言うなら2020年トリプルコンジャンクションそのものが、遠い過去と未来からも約束された、蟹座さま方への特別な「時間」である可能性もあるのです。
これから太陽星座蟹座さま方におとずれる、2020年トリプルコンジャンクションとドラゴンヘッド、ドラゴンテイルとのコラボレーション。
稀有なチャンスだと考えられます。
どうぞアンテナを高く上げ、兆しを受けとめていただきたいと願っています。
* ドラゴンヘッドは他の天体とは逆方向に移動します。そのため蟹座後半生まれの蟹座さま方から順次影響が現れるかと思われます。
ドラゴンヘッドの運行行程は、11月7日の入座後、2019年4月20日21°14’、9月20日14°27’、12月20日8°27’と移動していきます。
例えば、上のホロスコープ2019年の春分の頃には、土星が山羊座19°を運行中で冥王星が22°、ドラゴンヘッドは蟹座24°を運行中と、オーブではありながらすでにオポジッションを形成しています。
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*Free Horoscope Chart さんのチャートを使用しています。https://freehorocharts.com/
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