昨日、どうやら土星の影響が出てきている蟹座さまとお話をする機会がありました。
お話を伺ううちに、ちょっとだけ気をつける、心に留めておく、それだけでも違うことがあるかも知れないと、この秋から年末年始にかけての土星の度数をご案内しておこうと思い立ちました。
山羊座土星のオポジッションと蟹座さまへの影響
土星は今蟹座のちょうど反対側、山羊座を運行中で、蟹座さまの誕生時の太陽とオポジッションというアスペクトを形作ることになります。
オポジッションとは、互いに強い緊張感を持って向き合い葛藤を抱えている状態を示します。
土星は制限や抑制抑圧、法律やルール、秩序を司る天体で、どちらかというと厳しい存在として扱われています。
山羊座は冬の星座。冷静かつ現実的で堅実、こちらもどちらかというと厳しくクールな性質を持っています。山羊座の支配星は土星。
山羊座を運行している土星は、最高に影響力のある状態なのです。
土星とのオポジッションの期間は、物事の停滞、強制や抑圧、法律上の敗訴、ルールを押し付けられる、などの現象が起きやすいと考えられます。結果的に一時期不利な状態に置かれてしまったり、そういった感情を抱えたりするかも知れません。
ただなんとなく気分が沈むといったことや、元気が削がれてしまう、なども考えられます。
昨日お話を伺った知り合いの蟹座さまは前半さんで、書類の行き違いから処理がブラックボックスのような場所で滞ってしまい、どうすることも出来ない上にこの状態がいつまで続くのかわからない、という話でした。
ルールが厳格で対応がクールな事で有名な、良く言えば安心安全悪く言えば融通が利かない相手先らしく、話を聞きながら、「あ、それって土星」と思い浮かんでしまいました。
そういえば、もう私自身にも起きているような気がします。
ボケているので、はっきりと感じていないだけなんじゃないかな・・・(撃沈。
土星の山羊座進行度数
・2018年
9月26日 02°50’(巡行)
10月1日 03°01’
10月20日 04°01’
11月3日 05°04’
11月14日 06°03’
11月24日 07°02’
12月3日 08°00’
12月12日 09°00’
12月21日 10°02’
12月30日 11°06’
・2019年
1月7日 12°02’
1月16日 13°05’
1月24日 14°01’
2月2日 15°01’
2月12日 16°05’
2月22日 17°04’
以降、3月は17度から19度まで動きます。
土星の度数と対応する蟹座さまの誕生時太陽の度数
誕生日が6月22日を蟹座0度として、1日=1度を自分の誕生日まで足した数と前後1度が、誤差はあると思われますが、おおむねそれぞれの蟹座さま誕生日の太陽の度数です。
7月1日が9度になると思います。その前後8度、9度、10度という感じです。
6/22=0
23日=1、24日=2、25日=3、26日=4、27日=5、28日=6、29日=7、30日=8、7/1日=9
自分の誕生日の太陽の度数と土星の度数が一致する日が、タイトなオポジッションの日となります。
7月1日生まれの蟹座さまなら、12月初旬から中旬あたりが山羊座土星の影響を受けやすい時期と考えられます。
オポジッションのオーブである8度をとるとかなり長いようですが、最も影響を受けるのは0度一致の期間で、離れるに従って影響力は弱まり、慣れとゆとりを感じるようになると思われます。
山羊座土星への対応策
この期間は、浮ついた軽い気持ちで取り組まないことを心がける、というのはいかがでしょうか。
土星が喜ぶことをやってみる。
ちょっとだけ慎重にする、点検などは”もう一回”やってみる、焦らない、急がない、確実に、きちんと、手順を踏んで、ルールに沿って、といった姿勢で臨むといいように考えられます。
特に、車や自転車など、運転は慎重に。道路はルールを束ねて出来ているような場所なのです。
何かが起きてしまった後は、蟹座とトラインを作っている海王星やセクスタイルを作っている天王星を使ってみるのはいかがでしょう。
紛らわす、リラックスする、とか、何か代替案を提示する、自分自身を変える、などです。
オポジッションの時は向かい合っているので、正面からぶつかるよりも”かわす”という手法がいいように思われます。あるいは同化してみる。
向こう側の立場に立ってみると、違ったものが見えてくるように思われます。
土星のせいにする
なぜこうなったのか、どうして起きてしまったのか、と、理由がわからなかったり原因がはっきりと特定できなかったりするときは、考えがぐるぐると巡って、辛いことがありますよね。
あの時のアレがまずかった、など自分の行動を悔やんだりするのも、気力を削がれてしまいます。
今回、もしそういうことがあったら、「もうこれは全部土星のせい」と考えてみてください。
確かに原因があったのは事実かもしれませんが、その原因を「事態」へと発展させたのは土星の影響力の可能性もあるのです。
土星は引き受ける力も備えています。
ここはひとつ土星に任せて、気持ちを軽くして、無理しない範囲で、できるだけ笑顔で過ごしていきたいと思います。
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