蟹座（かに座）さま。今月の星占い。＜2019年1月＞

海王星のぼわーっとした空気感や雰囲気の中に浸って漂っていたら、あっという間にクリスマスも目前になっていました。
毎月、早めに手をつけようホロスコープを確認しようと心に誓うのですが、いつもギリギリという癖は小学生の夏休みの時からなのでこれはもう宿命です。多分私のパーソナルホロスコープにはそのサインがあるはずですw

個人的に12月の占いを読み返してみると、今日まで、時系列的にはなんとなくそんなことがあって、だけど渦中にいるときには全く意識していなかったなぁと思います。ですが、物事が動いてしまうと「これからの事」がヤケに気になって、やっぱり、しっかり占っておこうかなとホロスコープを見ながら落ち込んだり、気を持ち直したり、複雑な気持ちになりますね。


1月はなんとなく、12月よりは賑やかではない、というか、賑やかさ控えめ、を目指したい印象を受けています。
ですがそれは「新しく始まった何か」を、ゆっくりなじませていく、そっと静かに育んでいく時期なのかな？と思います。

1月は、芽生えた何かのために、なじませる時期？
ジャンプをする前に膝を曲げるように。

＜2019年1月の主な天体の動き＞

1月は、木星より遠い天体は同じサインから動きません。太陽に近い、水星から火星までの天体がそれぞれ、水星は射手座から山羊座、水瓶座まで、金星は蠍座から射手座を、火星は魚座から牡羊座を運行します。

木星は射手座を11°から17°まで、土星は山羊座11°から14°、冥王星は山羊座20°と21°を運行します。
天王星は牡羊座28°で、海王星は魚座14°、２つの天体は1月、ほとんど動きません。

ドラゴンヘッド／テイルはそれぞれ蟹座26°山羊座26°にあり、太陽とアスペクトを作ります。

太陽が山羊座と水瓶座を運行しますので、勢い、太陽に近い天体がそれに沿うようにちょこちょこ動いて、山羊座にどっしりと構えている土星、冥王星とアスペクトを形成することになります。
身近な領域での出来事が、刺激を受けて何かを語りかけてくる、という時期になるかと思います。

＜時系列での蟹座さまへの影響＞

・あえておとなしくしてみる。

ホロスコープを見て、この1月、自分なら「控えめにおとなしくしておこう、クールダウンを心がけよう、巻き込まれないように出来るだけじっとしていよう」と考えました。

それは、「静寂」とか「静けさ」を自分の周囲に作り出す時間です。
あえて自分から自分に制限をかける。

身の周りの事なだけに、割とダイレクトに気持ちや意識や、蟹座さまの時間にガシガシ食い込んできます。この時期、様々な想いや考えが巡ることと想像されますが、それらの考えやゴタゴタに「巻き込まれないように」すること。これを心がけようと、思いました。

この時期、水星はとにかくせわしなく、4日の天王星とのトラインに始まり火星、土星、冥王星、天王星、と、1月中ほぼびっしりとアスペクトを作ります。いちいち構っていられないという雰囲気です。
金星はというと、8日に射手座に移動してから19日には火星とトライン、21日には海王星とスクエア、22日には木星とコンジャンクション。
火星も、8日の水星、19日の金星、21日の土星、26日の木星とこちらも忙しいのです。

・注意したい時期

注意したいのは19日から22日あたりにかけての時期で、21日は皆既月食の満月と盛りだくさんです。この時の火星は土星とスクエアとなり、蟹座さまの誕生時太陽とはTスクエアとなります。

それより前の14日には木星と海王星のスクエアがあり、ズルズルっとした残業や持ち帰りで仕事をしてしまう、やろうと思っていたことになんだか手をつけたくない、など、公私の境界がグズグズになったりちょっとルーズになりやすい傾向も考えられます。
気持ちも緩みがち。

また、ここで風邪をもらって市販薬を飲みながら仕事をして、22日前後にダウン、というようなイメージも。

リラックスできる環境とホッと一息つける何かを見つけておいて、頑張って区切りをつける、できるだけセルフコントロールして規則正しく過ごすことを心がけておくといいかもしれません。

火星と土星によるTスクエアは蟹座さまの誕生時太陽から見て7室（土星）と10室（火星）で起こることから、人間関係と仕事での業績や働きの面でダイレクトに『動きたいのに制限がかかる』現象となって現れるかもしれません。

もう一つ気にかかるのは、男性または男性的なパートナーとちょっとピリッとした行き違いがあるかも知れない事。

体調が悪くてイライラしてついつい八つ当たり、などはしないようにしたいものです。
働く蟹座の皆さまは会議の場などで無用な対立をしないように注意してください。

ただ一つ、とてもアグレッシブで何でもどんな事にも立ち向かってやろうトラブルどんと来い！というタイプの蟹座さまであれば、話は別です。
火星土星とのTスクエアはギシギシした衝突状態、この只中に身を置いて「あの時ガンパッてたよね」という実績を作る機会かもしれません。ピンチをチャンスに変える、そういったスキルを磨くチャンスと捉えることも出来ると思います。

・土星の「制限」について考えてみる

この1月は2日から太陽と土星のコンジャンクションがあり、ここから『土星』についてじっくり取り組んでいく、あえて土星的な何ものかを自分から選択し取り込んでいく。そういった時間帯なのかもしれません。

1月の土星は、何か初めての出来事が生まれてそれが成長していく過程で、じっと待っている時間、温めている時間、観察する時間、が必要なのではないかなと思います。
カップ麺だって、お湯を注いで待ちます（と説明書きには書いてあります）。

水星金星火星といった身近な天体は、運行速度が速くせいぜいひと月も待っていれば過ぎ去っていく時間です。

月後半には土星は海王星とセクスタイルを作り、身近な天体の騒がしさや張り詰めていた土星の緊張感は、少しずつほぐれていくでしょう。

11日には太陽と冥王星がコンジャンクションとなります。
自分の中で何かが終わり、何かが始まったような気がしたら、その予感は本物かもしれません。

＜誕生時太陽の角度ごとの蟹座さま＞

　前半さん　

土星の運行度数も11°と、「制限」のエリアから抜け出しつつある前半さんです。　
前半さんに影響が大きいのは、8日の水星（山羊座）と火星（牡羊座）のスクエアです。この日は何か、ちょっと思っていたのと違うな、とか、機材がトラブって1日無駄にした、とか、ささやかなガッカリがあるかもしれません。やり過ごすのがいいと思います。
1月は冬の休みから立ち直りで、少しづつ慣らしていく、そういう時期になるような印象です。というのは、前半さんにはもう自分かこれからどこに向かっているのか、が、わかってきているように思えるからです。

　中頃さん　

1月の身近な天体のアスペクトのほとんどが、中頃さんの守備範囲で起こります。実は隠れた主人公的な時期なのです。自分は何もしていないのに、周囲の方からいろいろと関わりが持ち込まれるかもしれません。
いっぱいいっぱいになったら、ためらわずに誰かにサポートを求めてください。ゆっくり状況を説明してみる、自分で抱え込まないで誰かに投げてみる、手放す、などの方法で自分の周りに静けさを作ってみてください。月末までの時間の中で、騒がしさに聞こえなくなっていた海王星のメッセージが聞こえてくるのではないかと思います。

　後半さん　

11日に太陽と冥王星がコンジャンクションとなるのですが、後半さんはここで2020年につながる何かを感じるかもしれません。
それ以前にも年頭に何かの便りかメッセージが届けられ、そのことについて考えている可能性のある後半さんなのですが、1月にそれらの答えは見つからないと思うのです。
扉は開いているのに、あるいは鍵は開いているのに、まだ中には入れない、入らない、そういう時間です。1月の蟹座さまは「待つ」あるいはしばし抑える、控える、といった一見消極的な選択をする可能性があるのですが、実はそれが大きくジャンプする、変化する前の準備段階なんだと後半さんにはもうわかっているのではないでしょうか。
19日と23日に何か、「変化」に関する心の動きがあるようにも感じられます。

＜月の位相＞

蟹座さまのルーラー、月について、です。

新月は6日、山羊座15度です。2019年が本格的に始まるんだなぁと、新年の雰囲気とつかの間の休みが終わる寂しさと明日からの日々に少し緊張した新月になりそうです。

満月は21日獅子座0度、皆既月食となっています。この日金星と海王星がスクエアになっていたり火星と土星がスクエアになっていたり、ちょっと寂しい思いをするかもしれません。
ですがこの満月は何かを見極めさせる機会、自分がこれから選ぶものについて、重要なヒントが得られる時でもあるのではないかと思われます。

月の黄経が蟹座の太陽と良好なアスペクトを形成するのは、12月31日～1月2日の蠍座、10日～12日の魚座、15日～17日の牡牛座、20日21日の蟹座、24日25日の乙女座、28日29日の蠍座です。
前向きな気分でいられるでしょう。

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天のカレンダーには、星の配置、ハウスの巡りに、良し悪しは書かれていません。
運がいいとも悪いとも、書かれていません。

書いてあるのは、「ありのままの、それだけのこと」。

起きていること、起きたことに意味づけをするのは、私たちが特定の概念に支配されているからかもしれません。

どんな事柄も、あなただけに特別に贈られてきたギフト。
ただ、添えられたカードが読めない文字で書かれている、それだけの事なのです。


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