木星が6室射手座に移動して火星とのスクエアでダウンしてから、次はなぜかハローワークに行く事になって、自己暗示効きすぎだろうと思っているところに、12月になっていきなり金星の“恋愛パワー”を感じて、自分で自分の書い12月の恋愛の記事を読み返して一喜一憂してしまうという、なんだか不思議な事になっています。
“恋愛パワー“と言っても、たまたま、「恋ってこんな感じだったよね。」的なほんのり片想いシチュエーションがあって、勝手に盛り上がっていただけなんですけど、なんだかふわっと海王星のイマジネーションが運んできたつかの間の非日常の時間を楽しむことができました。
でもすぐに、楽しみにしていた“鮫とトルネード”の映画を見る事に関心が移って、いつもの日々になっています。
「片想い」について何か記事にするには勉強不足で、“鮫”って多分海王星だからとまた海王星というのもなんなので、今回は、ホロスコープ上で、毎日確実に動いている”太陽”について、記事にしてみたいと思います。
太陽と銀河テーマパークのツアーガイド。
占星術において、ホロスコープ上の太陽は1日1度を刻んでいく、まさにカレンダーのような存在です。
太陽が毎年同じ日に同じ場所から登ることに気がついた古代の人々は、『1年』という時の単位を発見しました。ストーンヘンジを作り、儀式を行い、古代のカレンダーとしての太陽の利用は始まったのです。
誕生時ホロスコープでの太陽は主役であり、その人物の精神と基本的な性格を決定し、どこに位置していても人生を導く光を与えその目的を表します。
太陽系の天体は太陽の光によって輝くことから、ホロスコープ上でもそれぞれの天体に意味と役割を与える存在でもあるのです。
個人的には、毎年進行の太陽が蟹座に入ると、なんとなく自分自身が活動的になり元気になっているように感じます。
ですがすぐに移動してしまうので、進行のホロスコープの上で他の天体との組み合わせて時期を読むというにはやや弱い気もしていて、どんな風に捉えていくのか考えていました。
コンジャンクションの時は特に、ホロスコープで示されているような内面の変化や動きがあったり、出来事が起きているように感じられます。
例えば先日、6室射手座の木星と太陽のコンジャンクションの時期に、関連する事柄について考えたり、出来事が起きそれについて行動したり、というような。
もしかすると、日々を刻んでホロスコープ上を運行する進行の太陽は、誕生時太陽の動く分身として、12サインを巡り時々の天体と出会うことでそのサイン・天体の特性や役割、意味について私たち一人ひとりの意識を拡大させているのではないか。
一年一年ひと巡りを繰り返して、螺旋状に意識は向上していき、やがて完全な状態になっていくのではないかな、と思うのです。
今はこの時間帯です、このことについて少し考えてみませんか?ちょっと体験してみましょう、というように、強調される事で意識が動き、意識が向くことで事象が出現し、場合によっては行動につながるのではないでしょうか。
テーマパークのアトラクションの予定された開始時間。ライドであったり、上映であったり、パレードであったり、内容は様々かもしれません。
そこで得る答えも決まっているものではなく、一人ひとり生まれてきた目的によって異なるのだと思います。
もう間も無く太陽は山羊座に移動し、12月が過ぎて新年になるとすぐに、土星とコンジャンクションすることになります。
山羊座土星は私たちをどんなアトラクションに招いてくれるのでしょうか。どんな性質・側面を帯びたパフォーマンスが目の前に展開するのでしょうか。
ここで目にするアトラクションがたとえどんなに衝撃的なものでも、誕生時の太陽は「動きません」。大丈夫。損なわれることはないのです。
あくまでも進行の太陽は、分身。ある意味でイリュージョンです。
実はいつも深刻にとらえがちだったホロスコープが、進行の太陽について考えてみたら違ったイメージが浮かんできました。
なんだか自分を取り巻く世界が楽しみが詰まったテーマパークで、太陽はそのプログラムガイドのようです。
もしかするとそこで展開している場面は、とてもリアルで現実的だけれど、眺めていれば過ぎ去っていくきらびやかな夢に溢れたイリュージョンなのかもしれませんね。
太陽系は天の川銀河の中心から伸びた腕の中を、銀河の回転に沿うように、太陽を中心にして螺旋を描きながら移動しています。
天の川銀河が宇宙を移動しているように、太陽系もまた旅の途中。私たちもきっとどこかへ向かう旅をしているのでしょう。(「太陽系の公転」動画。日本語字幕。https://www.youtube.com/watch?v=sTyf4n2ktuw)
日々進行する太陽が示してくれる時間を自分なりの楽しみ方で感じていければ、ある日ふとした瞬間に、とても遠いと思えていた目的の場所にいつの間にかたどり着いている、そんな予感もしてくるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿