2019/08/03

蟹座(かに座)さま。今月の星占い。<2019年8月>




更新が遅くなりました。

蟹座の皆さま、木星と海王星の影響が熱中症という形であらわれるかも知れません。どうぞ、お気をつけてお過ごしくださいませ。

蟹座さま今月の占い、8月分をお届けします。

ひとつのシーズンの終わりと始まり。
2度の新月の間に変化していく夏。
蟹座さまの新しいスタートとなる8月。



<8月のポイント>


8月の蟹座さまの星模様は、比較的静かです。
2度の新月が巡り、ここのところ基調となっている土星・冥王星、ドラゴンヘッド/テイルと誕生時太陽とのオポジッション、そして天王星のアスペクトが起こります。
月初めの新月と月末の新月では様相が異なり、これが8月の特徴的な星の配置になっています。

特に愛や身近な出来事について、静かな、だけど確実な変化があるのかも知れません。


<全体の天体の動き>


8月の初旬蟹座を運行中の水星が獅子座を駆け抜け乙女座へと向かいます。金星と火星は獅子座から乙女座へと移動し、土星は山羊座で15度付近、冥王星は山羊座21度付近、海王星は魚座18度~17度、天王星が牡牛座6度にあります。
ドラゴンヘッド/テイルは蟹座・山羊座をそれぞれ17~16度で運行しています。

土星と冥王星はオーブで海王星とセクスタイルを形成していて、同時にドラゴンヘッド/テイルとオポジッション、コンジャンクションとなっています。

1日と30日が新月となり、満月は丁度中間の15日。
始めと終わりでは何かが違っている、そういった蟹座さまの8月が想像されるのです。

2019年8月15日のホロスコープ。月末、ピンクの丸印の部分に金星が移動します。

<時期的なものと蟹座さまへの影響>


金星と天王星が8月の特徴的な動きとなっています。
始まりの新月の頃、1日2日あたりですね、金星は獅子座4、5、6度を移動中でこれが牡牛座6度の天王星とスクエアを形成するのです。
このため月初は何かもやもやとして感じがあるように思われます。
恋愛や愛情の問題、身近な経済的な課題かもしれません。変化を促すような刺激が身の回りで起こる気配も想像されます。

金星の動きを追ってみると、この後9日には木星とトラインとなって、月後半に火星とコンジャンクション、天王星とトラインとなっていきます。
特に、27日28日頃は金星を始めオーブの天体を含めるとアスペクトが集中していて、8月を印象付ける時間帯となるのかも知れません。

月初の新月でもやもやとしていた何かは、月中盤の満月を経て月末の頃、全く異なった様相を示している可能性が考えられます。

喧嘩をして気まずくなっていた関係が修復されたり、一旦は解消した関係を考え直してみたり、など、何かの区切りがあってその状態がピークを迎え変化して次の区切りへ移行する。そういったイメージです。

月末、27日28日を詳細に見てみると、金星と天王星のトラインがあり、火星・天王星のトライン、オーブながら海王星の土星、冥王星、ドラゴンヘッド/テイルとのセクスタイルとトライン、土星は金星、天王星ともトラインとなっています。
今年の4月頃から続いている、過去と未来をつなぐ時間と運命の不思議と金星天王星との関係、海王星の影響などに火星が絡み、活発化しているのではないでしょうか。
その後すぐに、30日には再びの新月を迎えます。

7月までの一連の流れが、次のフェーズへと移行していくそんな8月になるのではないでしょうか。

一部木星と海王星はオーブでスクエアとなっていますが、これは9月にある3度目のタイトなスクエアのアスペクトに向かっている動きです。
比較的涼しかった夏が急激に酷暑になるなど、気候の変化による健康状態への影響がでるのかも知れません。
あるいは何か職業や仕事について、考えさせられることがあるのかも知れません。今年の1月、6月にあった、あるいは感じた、考えた「似たようなこと」に思いあたるとしたら、そのことの答えが近づいているのか、答えを見つける時間帯に近づいている可能性もありそうです。


<誕生時太陽の角度ごとの蟹座さま>


 前半さん 

8月の金星と天王星の関係は、前半さんの度数で起こります。なので、前半さんは土星や冥王星とドラゴンヘッド/テイルや海王星による影響よりも、天王星による『変化』というキーワードが記憶にのこるのではないかと思います。
それはこれまで前半さんが、冥王星や土星とのオポジッションという時間を通過したことで起きた変容のひとつの結果のように感じられるのです。
まだ、あの冥王星の衝撃は重く刻まれているかも知れません。ですが、この8月はそれがすでに過去のことであるという、待ち望んだメッセージと受け取っていいのだと思うのです。

 中頃さん 

中頃さんの誕生時太陽に対して、金星がセクスタイルのアスペクトを形成するのは、8月の末から9月初旬になります。
その時間になると金星はもう天王星との関係は解かれていて、8月とはまた違った別の役割を果たすことになるのですが、それは、8月の間に土星や海王星、ドラゴンヘッド/テイルが織りなした一編のショートストーリーの上に「愛」という彩りを与えるものではないかと思われるのです。
8月、土星が見せる厳しい一面と海王星の曖昧さのはざまに、疑問や戸惑いが影を落とすことがあるのかも知れません。ですがそれは時の経過とともに別の様相を見せてくる、ひとときの間浮かぶ蜃気楼のようなものだとも考えられるのです。

 後半さん 

8月の後半さんには、”向き合うもの”、があるのだろうと思います。そこには冥王星が影響していて、しばらく前からずっと後半さんのそばに付かず離れず存在していたものなのではないでしょうか。
その存在に対して8月の後半さんは、真剣に向き合うのだと思うのです。はじめは嫌々ながらかも知れません。ですがやがて、今はそれと向き合う時間だと割り切った時点で、もう、その段階で後半さんは解放されるような気がします。
付き合い方がわかるというか、扱い方をおぼえるというのか。その確かな感覚をもって、しばらく続いてきた何か、が、次のフェーズへ移ったことがわかる頃、後半さんの8月が過ぎていくのではないでしょうか。


<月の位相>


蟹座さまのルーラー、月について、です。

8月は新月が2回あります。1日と30日です。満月は、15日。ちょうど中間の時間です。
この”月”は時計の針のような働きをしていて、時間を刻み、知らせる役割をします。
2回の「完成」や「区切り」、1回の物事の成就。
一息つくタイミングで、時の経過を確かめるように夏の夜空を見上げる蟹座さまがいるように思われるのです。

月の黄経が蟹座の太陽と良好なアスペクトを形成するのは、3日、4日の乙女座、7日〜9日の蠍座、17日~19日の魚座、22日、23日の牡牛座、26日~28日の蟹座、30日〜9月1日の乙女座です。
前向きな気分でいられるでしょう。

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天のカレンダーには、星の配置、ハウスの巡りに、良し悪しは書かれていません。
運がいいとも悪いとも、書かれていません。

書いてあるのは、「ありのままの、それだけのこと」。

起きていること、起きたことに意味づけをするのは、私たちが特定の概念に支配されているからかもしれません。

どんな事柄も、あなただけに特別に贈られてきたギフト。
ただ、添えられたカードが読めない文字で書かれている、それだけの事なのです。


Free Horoscope Chart さんのチャートを使用しています。https://freehorocharts.com/

月の画像は、Junior Peres JuniorによるPixabayからの画像を使用しています。

二枚目の月のある空の画像はAmber AvalonaによるPixabayからの画像を使用しています。

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