2018/08/20

蟹座って損ですか?




わたしがまだ10代の頃ですが、占いの本を読むと、蟹座ってあまりいいことが書いてなかったように記憶しています。


「家庭的」「大衆的」「犠牲的精神」とかいう取り扱いで、「まあ蟹座の人はそれなりにソコソコの人生を送ってヨ」みたいな、割と粗雑なその他大勢の扱いを受けていたように思いました。

中にはひどい内容の本もあって、獅子座には「社会的成功」とか「人物が大きい」とか書いてあるのに、蟹座の部分には「家庭を大事にする」「仲間内」「感情的」みたいなことしか書いてなくて、人生を思いっきりはかなんだりしました。


大人になった今でも、朝の旧地上波民放のテレビ番組の占いコーナーのランキングでも、蟹座が一番になることって、まれ~、な印象があります。
これに関しては、デイリーな占いでは蟹座の受け持ちの天体「月」が使用されることが多いため、どうしてもそうなりがちなんですけど。


蟹座は「感情」の星座とも言われていて、確かに時折、自分の中での重要度は「気持ち」が大きな位置を占めているのを、感じます。

これが原因で、特に、感情を表に出すことを良しとしない文化の中では、あまり良い性質・傾向と、とらえられないのかもしれません。感情を表に出してしまいがちで、社会的な成功を得られない、ということも多いのかもしれません。


ですが最近、健康維持やメンタルヘルスの分野では、「感情」の身体や行動への影響の大きさが取りざたされたり、一部の「成功哲学」や「ライフハック」の分野でも「感情」の有用性やパワー、重要性がクローズアップされてきて、より幸福で良い人生経験のために、実は「感情が鍵だった」的な意見も多いように思えるのです。

そう、「幸福」って感じるものですよね。

「感じること」は、蟹座の最も得意とする能力、才能です。


蟹座は別にソンじゃありません。

もしかすると、これまではソンだったのかもしれないけど、これからは、蟹座に与えられたすばらしい才能を存分に活用して、どんどんラッキーでハッピーになっていきたいなと、心から思うのです。

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