2020/01/14

2020年の蟹座さまの恋愛と仕事。金星と火星で考える。





タイトルそのまんまの記事になります。2020年の金星と火星の動きを見て、恋愛や仕事について考えてみたいと思います。


金星は、一般的に愛情や社交的な面、調和や美を司り女性的な性質を示す、ということになっています。火星は行動や自己表現、積極性を解釈したり、男性的な性質を測ることに使います。

今回、恋愛についてはメインに金星を使用して、仕事をみるためには火星を使用します。

結論を先に書くと、恋愛に関してはパートナーや将来のパートナーとの関係について嫌が応にも考えさせられる可能性がありそうです。募集中の蟹座さまは、それまでと異なるタイプの相手について、検討してみてください。
仕事に関しては、年後半に向かって徐々に忙しくなります。特に2020年後半は「慎重にも慎重を重ねた上での大胆」というか「石橋を叩きながらの革新」のような時間帯なのかなと思います。土星との関係でみると、悪習を断つ良いタイミングになる可能性もあるのではないでしょうか。

早速、詳しくみていきます。


<2020年の金星で考える蟹座さまの恋愛>


・金星の運行


金星は約1年かけてホロスコープ上のほとんどのサインを巡ります。2020年は水瓶座から射手座を運行します。

金星が蟹座さまの誕生時太陽とソフトアスペクトを形成する時期は、1/15~2/8の魚座、3/6~4/4の牡牛座、8/9~9/6の蟹座、10/4~10/28の乙女座、11/22~12/16の蠍座です。
シンプルに考えると、これらの時期は個人的な領域の事柄で何かハッピーなことがある可能性があります。

1月から2月の魚座、11月から12月の蠍座の時期は、なんだかほんわりとして愛情いっぱいの気分に浸れる可能性がありそうです。何もなくても、平常運転でじんわり「いつもの毎日って良いな」という気分になるのではないかと思います。

パートナー募集の方は、3月から4月、8月から9月、10月の時期には努力が報われる可能性が高まりますので、積極的に動いてみると良いかも知れません。

・山羊座の木星、土星、冥王星の影響


2020年は蟹座さまの誕生時太陽からは180°のハードアスペクトとなる山羊座に木星・土星・冥王星の3つの天体が居座っていますので、羽目を外してガンガンいこうぜー、とか、棚ぼたでウハウハということはなかなか巡ってこないかも知れません。

ハウス方式でこの山羊座をみると、誕生時太陽のある蟹座を第1ハウスとしてみたときに7番目となり、第7ハウスとなります。第7ハウスは一般的な人間関係やライバル・パートナー、結婚(相手)、相手のあること、行動が向けられる相手、を見るときに使用します。

2020年はその第7ハウスを木星が運行するということを単純に考えると、第7ハウスに関連した事柄が起きやすいといえるでしょう。たとえば何らかの人間関係が拡大する、ライバルやパートナーとの関係についての出来事、配偶者や結婚、婚姻関係をめぐる出来事が起こるかも知れません。
次に法律やルール、制限、慣習を示す土星の運行について考えると、何らかの法的なことや制限を受けたりする可能性も考えられます。
冥王星は衝撃的な出来事や、何かの終わりと始まりを意味します。



これらを考えるならば、ラッキーな場合は、望んでいた新しいパートナーが出現したり、恋愛の成就や結婚することになる蟹座さまもいらっしゃることでしょう。
そうでない場合は、パートナーとのいざござや、ライバルからの執拗ないじめにあったり、結婚や婚姻をめぐるトラブルも考えられます。また、不倫関係に陥りやすいかも知れません。

これは後述しますが、2020年は火星の運行の影響もありますので、どうしても相手やパートナーのあら探しをしてしまいがちになりそうです。特に年後半は、相手との決別を考えていない場合は、自分の成長に結びつかないトラブルを避けるためにも、パートナーの小さな気に触る点などにいちいち目くじらを立てないことをお勧めします。
ストレスがたまってイライラした時など、当たってしまったり、きつい言い方をした後はすぐ謝って関係を修復したほうが良いかと考えられます。

一歩踏み込んで今回の星の巡りを考えると、蟹座さまの人間関係、パートナーや結婚相手などについての考え方に対して、何らかの出来事が起こることで変化をもたらし、それまでとは異なる見識を得たり、意見を持ったり、受け止め方をするようになる可能性もあるでしょう。

パートナーを探している蟹座さまは、これまでとは違うタイプの人と交流してみたり、また、パートナーや結婚相手のある方は、相手を違う面から見てみると新しい発見があるかも知れません。相手も人間なのです。厳しい目を向けるだけなく、同じように心のある存在なのだと、自分と置き換えて考えてみるチャンスでもありそうです。

海王星の良い影響を引き出すならば、誠意や献身的な真心をもって対応することをお勧めします。


<2020年の火星で考える蟹座さまのお仕事や職場>



・火星の運行


ここからは火星の行動、自己表現、積極性で、蟹座さま2020年の仕事をみていきます。

火星は、2020年1月蠍座28°を出発し2/16まで射手座を、2/17から3/31までは山羊座を、4/1から5/13まで水瓶座、5/14から6/28まで魚座を運行し、それ以降は約半年間牡羊座に止とどまります。

運行からみると、5月から6月にかけては積極的かつ活動的に動くことができそうです。自分でもじっとしていられない時期とも言えるでしょう。

問題はその後です。長くとどまる牡羊座の火星、蟹座さまにとってこれは2020年の大きなテーマの一つかも知れません。

・牡羊座火星の2020年後半


火星にとって牡羊座は二つあるHOMEの一つで、2020年後半の火星は最強です。
蟹座さまの誕生時太陽から見て牡羊座は第11ハウス、友人や集団、情報交換に関連するハウスで、ハウスの強弱という尺度では第7ハウスと同程度の強さがあると言われています。

牡羊座は蟹座さま誕生時太陽から見て、90°のハードアスペクトとなります。
シンプルに占星術的にみると、90°の関係はお互いを否定する関係ですから、今回は強力な火星による強い影響を蟹座さまの太陽は受けることになるかも知れません。

太陽と火星のハードアスペクトについて、あらためて複数の文献で調べてみました。
表出する性質としては、緊張関係、闘争心、強情、派手さ、乱暴、攻撃的、暴力、粗雑さ、せっかち、などがあり、現象としては、激しい抵抗や口論、冒険的な行動、上位者に対する不服従や反抗、性急さによる事故や怪我、短気で乱暴な相手、無謀な計画や極端な判断、早とちりなどがあるようです。
一方でこの関係性は、膠着した状況を打開する突破力や革新性や変化、改良という意味もあるそう。

少なくとも2020年後半、蟹座さまはとにかく忙しく活発に動き回り、のんびりゆったりという展開は難しい印象をうけますね。

この時期に注意する点としては、友達同士や同僚・グループの中で攻撃的にならないことや、上司にケンカを売らない(?)、慌てて事故を起こしたり怪我をしたりしないように気をつける、イライラしたりカッとして口論に巻き込まれたりしない、無謀な計画を立てたり、派手な投資をしない、などがあるでしょうか。

どうも、自分の時間を削って仕事に費やすことになりそうな印象もあります。健康には十分に気を配っておいたほうがいいと思います。
年後半になる前に、職場や活動グループの周囲の人に「危ないなと思ったら声をかけて」とか「身体やばいなと感じたら休んで良いですか」などと話しておくと良いかも知れません。

・火星の牡羊座運行の度数と時期


半年間も牡羊座にとどまるのですから、いつもの前半さん、中頃さん、後半さんで、蟹座さま誕生時太陽と火星が90°になりそうな時期を特定できそうです。

火星が牡羊座1°~10°を運行するのは6/29~7/17、11°~20°は7/18~8/8、21°~28°は8/9~9/9で、そこから逆行になります。28°~20°へ戻るのが10/15、11/13に15°まで戻り、巡行に転じて12/15に20°まで進行し、12/16に21°~12/31には26°、牡牛座イングレスは2021年1/7です。

なので、概ね、蟹座さま前半さんは6月7月が、中頃さんは7月8月と10月中旬から11月12月初旬が、後半さんは8月9月10月初旬12月後半と忙しくなりそうです。

それぞれの時間帯で、どうか蟹座さまの皆さま、疲労による体調不良や思わぬ疾病、事故や怪我、職場のトラブルに注意してください。

・山羊座、木星、土星、冥王星


さて、ここで気になるのが、山羊座3天体との関係です。
第7ハウスと第11ハウスは、これもまた90°のハードアスペクトとなり、蟹座さま誕生時太陽とはTスクエアを形成します。
勢い、火星はそれぞれの天体とぴったり90°のアスペクトになっていきますので、その時間帯を確認しておきましょう。

8/4 火星木星スクエア19°
8/13 火星冥王星スクエア23°
8/25 火星土星スクエア26°
9/30 火星土星スクエア25°
10/9 火星冥王星スクエア22°
10/19 火星木星スクエア19°
12/23 火星冥王星スクエア23°

最初のアスペクトが影響は大きいということを考えると、8月の忙しさは人間関係やパートナーシップとのつながりがクローズアップするようにも思われます。当然、職場での人間関係にも影響があるかも知れません。
特に火星と冥王星とのスクエアは、衝動的に反応して行動に移してしまったり、自暴自棄になって冒険的な行動にでてしまう可能性を感じさせます。

何も起きなければそれに越したことはないと思います。この時間帯前後は特に気をつけて、どちらかというとゆったり時間をとったり、あえて”降り(下りて)てみる”くらいのほうが良いのかも知れません。


・牡羊座火星の使い方


それでもどうしても冒険に出たい!という膠着した現実に疲れ果てている蟹座さまは、覚悟が必要ですがその後を引き受ける決意があるのであれば、むしろ冒険にはよい時間帯でもあるのです。
ベンチャー企業にお勤めの蟹座さまで、長年温めてきた企画を持っていたり出資者にプレゼンするチャンスがそのタイミング1回しかないという場合は、かけてみる価値はあると思います。 

それも、また運命です。

個人的なことになるのですが、ちなみに1回前の牡羊座火星について考えてみたのです。昨年2019年1月2日から2月14日に火星は牡羊座を運行していました。その時間帯、私はまさにそれまでの前例を破るというか、それまでとは異なる決断をして、行動に出ていました。
おかげで、このブログの更新が遅れるほど自分の時間がほとんどない状態になりました(とほほ・・・・・)。

あのタイミングが良かったのか悪かったのかはわかりません。自分で選んだつもりでいるけれど、天から見ればそうではなくて、そもそも星の巡りでそう決まっていただけかも知れません。

2020年後半の牡羊座火星を使うとするなら、土星の力を借りて、変えたいと悩み続けている悪い習慣やどうにも動きがとれない停滞した状況、ガチガチに固まった身体やこのままではいけないと思い続けてきた何かに対して、一歩踏み出して行動してみるタイミングとも考えらえるのではないでしょうか。



今回の記事は、フリー写真素材ぱくたそさんの画像を使用しています。


0 件のコメント:

コメントを投稿