このエントリーは、2020年のことについて、2019年に考えていたことをつらつらと書くだけの記事です。
占断ではなくて、さらに内容のない何が言いたいのかわからないような漠然としたものなので、ご興味のない方はスルーしてください。
この記事を更新したら、もうちょっと具体的な2020年の恋愛とか仕事とかを書く予定でいます。そうこうするうちにすぐに2月の声が聞こえるんですね(笑)。
1. ある予感
2018年の夏、自分のためにと眺めていたホロスコープを見て、割とバタバタと焦って休眠していたブログを再稼動させました。
好意的に受け取られさえしていた木星・土星・冥王星のトリプルコンジャンクションについて、「これって蟹座にとってはトリプルオポジッションじゃないの」と、じっとしていられない気持ちに駆られたのです。
そして2019年、折につけこのことが一体何をもたらすのだろうと考え続けていました。
長い歴史の中には、一生涯冥王星とのオポジッションに遭遇しない蟹座さまだって居たはずです。その上、木星と土星とコンジャンクションするなんて。
どんな因果な巡り合わせで私はこの現象の時間帯を生きることになったのだろうとも思い、怯えたりもしました。
と同時に、これは何か千載一遇のチャンスなのかも知れないな、という予感もあったのです。
2. 天体、サイン、ハウス
占星術を学び始めた頃にこんなお話がありました。
「それぞれの人に与えられた時間の中で、星々は天の黄道12宮(サイン)の所定の位置から天球12室(ハウス)を巡り、それぞれの地上の現象を経てその影響を与えることで人の内面を成長させていく役割を持っている」。漠然とした印象しか記憶していないので、正しくこういう言葉だったかどうかおぼろげですが、概ねこういったお話でした。
つまり、人の内面は成長するものだと。天体は巡り、それぞれの性質、ハウスごとの事象を経験することで人(の人格)は完成していく、ということでした。
では、この2020年のトリプルオポジッションが与える影響とは、どんな成長のチャンスをもたらすのでしょうか。
木星と土星と冥王星が合一しながら一度期に誕生時の太陽に対して180°のハードアスペクトになるなんて、そうそうある現象とは考えられません。本当に、一生に一度巡ってくるかどうかの星の巡りなのです。
3. 星々が去った後に残るもの
そうなのです。
もし仮に「人生を変えるほどの出来事」が起こるとするなら、完璧でないまでもこの巡り合わせはそれにふさわしいものではないのでしょうか。
これまで自分を封じ込めていた枠組みを壊して、新たな領域に飛び込んでいく、そのきっかけを与えるために天が差配した星の巡り合わせなのかも知れないのです。
2020年冥王星は、そして冥王星と合一する木星・土星、また他の天体は、正面から対峙する私たち蟹座の誕生時の太陽に対して大いなる問いかけをするために長い時を旅してきたとも考えられます。それは「私たち自身ーー確固たるものと信じてきた自己」への問いかけ、エゴに対する「問い」です(ここに海王星の一側面があります)。
これまで「幸福」だと信じてきたもの、「大切」だと握りしめてきたもの、「重要」だと尊重してきたもの。それらは個々人で異なるプライベートなものであったり、あるいは、大勢の意識や社会の認識として定着し続けてきたものもあるでしょう。
もしかすると、2020年、土星は冥王星と遭遇することでその持つ枠組みを変化させるのではないでしょうか。そしてそれはもう始まっている可能性もあります。
追いかけるように冥王星と3度遭遇する木星は、私たちの持っている「幸福と拡大、恩寵」のイメージを覆され、海王星はその境界を溶解させるように働きかけるのかも知れません。
やがて、2020年が終わりを迎える頃山羊座の旅を終える木星は、土星と遭遇し、私たちの目にもはっきりとわかる現象となり、2021年天王星とスクエアを形成する旅に出るのです。
星々が去って行った後、変化した自己の枠組みが残していくものがあるとしたら、それは”人生や運命『が』私に何をもたらしてくれるのか”という期待から、”人生や運命『に』対して私はどのように在ろうか”という視点への変容、時や運命からも完全に自立した自由の意識なのではないかと、思うのです。
4. メッセージ
はっきりした答えは、過ぎてしまってからでないとわからないものなのでしょう。
漠然としていますが、個人的に今は「もう時間は戻らない」という確信を持っています。あの「懐かしい時間」は戻ってきません。そしておそらく感じられている「変化」は、確かなもののような気がしています。
固定化した概念に縛り付けられた世界や観念、思考、想念、考え方のパターンから離れて、待ち受ける次の場面での在り方へとシフトするのならば、この時間帯はまたとない機会となるように思われるのです。
11月に書いた「2020年の木星、蟹座さまの7室を考える。(https://kaniza-astrology.blogspot.com/2019/11/2020.html)」という記事に、
『私たちは「出来事」に一喜一憂する事を、当然のように信じて、日々を過ごしています。
だけど、もしかするとそこには、本当に求めている、探しているものは、無いのかも知れません。』と書きました。
私たちを本当に満足させるもの、「本当に欲しかった探し求めているもの」がどこにあるのか。蟹座さまには、2020年にその答えを手に入れるチャンスが巡ってくる、そう思えてならないのです。
2020年の天空のカレンダーに書かれている文字を私は正確に読み取ることはできません。ですがそこには『蟹座さま、あなたは決して波打際の小さな存在ではないのです』というメッセージが浮かび上がって見えるのです。
天の川の画像は、Free-PhotosによるPixabayからの画像です。
銀河と星雲の画像は、Alex MyersによるPixabayからの画像です。
地球と月の画像は、Jonny LindnerによるPixabayからの画像です。
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