実用:12月の金星を中心に見る
クリスマス・ラブと買い物の大戦略。
来年の予報をしようとチャートを見ていたらですね、それより今年の12月だろ、という声がしたような気がして、12月のクリスマス頃のことを書きたいと思います。
2018年10月の占い(特別編)にも書いたんですが、”金星が12月に戻ってくる”んですね。
これは、大きな視点でも使える時間帯なんですけど、身近な恋愛とかお財布周りにも使えるので、クリスマスをどんな風に過ごそうかなと考える時に参考にしてもらえるかなと思って、金星の動きを中心に、クリスマスから年末年始にかかる時期の蟹座さまを占ってみました。
最も良い「恋や恋愛、愛情方面」での使い方は?
・推しのアイドル、2次キャラなど”理想の恋愛”に走ってハマる。ライブに行ったり、出演作品の胸キュン映画やドラマ、推しのアニメなどを一気見する、コミケで推し全開で完全燃焼する。など、金星が蠍座でデトリメントなのと海王星の良好なアスペクトで、ほおっておいてもそうなりやすい時期なので、いっそ自らあえて選択して夢中になる、というのがオススメです。
・次にいいのは、夢のような恋に巡り合うかもしれませんが、長くは続かないこの時期はプラトニックに徹して、良い思い出作りに励む、というものです。長期的な関係になる可能性もありますが、おそらく、ここではそうだとは気づきません。いっそ、良い思い出にしてしまうくらいの軽いプラトニックな気持ちの方が、双方にとって未来につながる時期だと思います。
・アクティブ派はチャラい遊び人に徹するも、エッセンスとして「オヤジ風味」を使う。チラ見せの「保守」「現実派(リアリスト)」が見た目とのギャップを演出して、相手に強い印象を与えそうです。
・良くも悪くも子供・家族とクリスマスする。家族とちょっと遠出をしてみる。母親とお歳暮や年末年始の買い物に出かける、など家族と過ごす。子供や家族のために何かする。小言を言われたり、何かと干渉されたり抑圧や制限を受けるかもしれませんが、「それもまた家族」と割り切って家族愛を感じる時間を味わう。
といった感じです。
クリスマス、年末年始の買い物は?
ここのところの蟹座さまは、海王星という天体と本当に相性が良いのです。良すぎるくらいなのです。海王星はぼんやりした区別意識の薄いあるいは境界のない状態を示すのです。その事からここはしっかり意識して財布周りを管理する事をおすすめします。飲み会や夜の席に使う時は、飲みすぎたり予算以上に使うことになりやすいので、注意が必要と思われます。
買い物は徹底して現実的なもの、または夢や理想を具現化したものはいかがでしょう。中途半端な物を選びがちかもしれませんが、満足感が薄いような印象です。
クリスマスのプレゼントなら、当然ですが相手の事を第一にしっかり考えて、もしも不安が残るなら、思い切って相手に聞いてみる、というのもありかも知れません。
それでは、天体の様子から解説していきます。
天体の動きと蟹座さまへの影響
金星が12/5に再びの蠍座入りをします。蠍座は蟹座太陽からみて5室、恋愛や愛情、子供や仲間、趣味や娯楽を示す部屋で、トラインの良好なアスペクトの位置。このため、ロマンチックな気分になりやすく、活動的で、ボーナス時期でもあり、お金も回ってきたりしそうです。
さらに、同じく蟹座太陽とトラインを作っている魚座(9室)を運行中の海王星と行動を促す火星とで、トライアングルを形成していますので、この傾向は強調される可能性があります。
しかし、金星の品位は蠍座ではデトリメント。弱点が強調されやすい状態です。
恋愛面では遊びに終わってしまったり、アンモラルな傾向に流されやすいことを示しています。
お財布の方は、使いすぎ、倹約の意識が薄くなりやすい時期となるでしょう。
海王星は境界の曖昧な状態や、理想や幻想的な雰囲気を作り出します。魚座がHOMEで影響力が高まっていますので、これらのことから、この時期に恋愛やロマンチックな体験をするには、プラトニックな関係や、そのまま幻想的な関係に没入すると、印象深い12月になりそうな時期と考えられます。
一方で、山羊座を運行中の土星、冥王星の12月の恋愛方面への影響もあります。金星と海王星のコンビネーションで、”恋!愛!恋愛!!”と浮かれると同時に、この時期は、愛情も結婚も「人間関係のひとつ」という視点がクローズアップされてくると考えられます。
・リアルな恋に使う
現実的な恋愛に対してこれらの天体の状況を使うには、さらに、他の天体も合わせて使うことをお勧めします。
蟹座太陽からみて7室山羊座を運行中の土星と冥王星です。アスペクトはオポジッション180°の大変緊張した状態です。土星は特に「ルール」「制限」を押し付けてきますし、さらに冥王星は「徹底的に」と告げていますので、ここはもう、完璧に割り切って考えたほうが良いと思います。
そこで、土星の保守的で厳格な傾向、山羊座の現実的な側面、冥王星の徹底したシビアな腹黒さをエッセンスとして使ってみると、12月の恋は一味違ったものになるのではないでしょうか。
・蟹座さま後半さん
仮にあなたが後半さんの蟹座さまだとすると、この時期の恋愛は、過去と未来とに微妙に影響を与えています。ドラゴンヘッドの影響です。この時点では気づかないかもしれませんが、いずれの日にか、何らかの形でそのことを知る機会が訪れる可能性があるでしょう。
・ライバルがいる蟹座さま
もしも、この時期のあなたに恋のライバルがいたら、それは強力な相手となるかもしれません。それは土星と冥王星だと考えてもいいほど抑圧と衝撃をもたらす可能性もあるでしょう。戦うよりもかわすことを考えたほうが得策だと思われます。
戦うならより現実的な目標と戦略が有効な時期と言えます。そうまでしてあなたにふさわしい相手なのか、一考が必要かもしれません。
・財布周りの傾向
海王星は境界のないぼんやりした状態を示す場合もあります。経済の面でもふわふわ~っとした状態になってしまいやすいでしょう。計画が重要な時期です。
海外旅行や海外に関することに使う
この時期、冬の休みもありますので、海外旅行に行く、留学について調べる、留学のセミナーに参加するというのも使いでがあります。
蟹座太陽からみて9室の魚座は哲学的な思考や海外に関することを扱いますので、金星とのアスペクトでみると、この時期はこれらの事柄が起きやすいですし、これらの事柄に使える時期でもあります。
これらの場所で、ロマンチックなことに遭遇するかもしれませんが、前述の部分を参考にしてください。金星はあまり良好な状態ではありません。
土星と冥王星のことを考慮すると、お父さんと一緒の旅行するというのもいいと思います。
また、現地では礼儀正しくする、現地の考え方に従う、ルールは厳格に守ることが求められる時期です。あるいは、伝統的、保守的な場所に行くことになるのかもしれません。
現地の観光地で大声ではしゃぐことや、落書きをしてしまう、足元がおぼつかないほどワインを飲むような事などは、慎んだ方がいいでしょう。
忘年会やパーティー、飲み会
12月、年末という時期だけに、夜の席へのお誘いも多いわけですが、「飲み過ぎ」には気をつけてください。海王星の状態が良すぎます。深酒が出来る、しやすい時期でもありますので、そのつもりはなくてもついつい気がついたら飲み過ぎていた、翌日は二日酔い、ということになりやすいです。
特に前半さんは、木星が6室で150°のマイナーアスペクトを形成しています。注意してください。
その他特記事項
11月まで蠍座に木星が滞在していたことで2018年中ラブラブだった蟹座さまには、「親御さんに会う」という機会がやってくるかもしれません。
ここは土星と冥王星の影響が出やすいので、好印象を与えるためには、相手方に十分な配慮をして、礼儀正しくするように心がけてください。
また、年末年始の「実家訪問問題」を抱えているカップルの蟹座さまは、この時期にパートナーとよく話し合って、事前に伏線を引いておくと後々揉めなくて済むかもしれません。
どう転んでも、山羊座の土星冥王星が影響を与えていますので、意見は対立するでしょう。”何かある”ことは織り込んでおいたほうが良いと考えられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿