2018/10/12

蟹座さま。2019年の星占い。四季図で読むそれぞれのシーズン。前半




蟹座さまの2019年を占った「天体の動き編」「蟹座への影響編」の2つの記事では、一年間を通じた全体の事を展望してみました。

シーズンごとに占うこの記事では、新年、春分、夏至、秋分、冬至、と、それぞれの季節での蟹座さまについて、社会の動きと合わせて書いていきたいと思います。

前半と後半二つに分けて、前半は新年から夏至の、夏の季節まで占います。


私たちを取り巻く社会、幾つかのバランス


2019年についての天体の動きの記事で、蟹座さまにとっては「バランス感覚を試す、試される1年間」と書きましたが、私たちを取り巻く社会も、同様にバランス感覚を試される節目の年になりそうな予感がしています。

山羊座の土星冥王星、二つの影響力の大きなトランスサタニアン同士のバランス。
射手座木星と魚座海王星の緊張感あるバランス。
土星と天王星の伝説的なバランス。

これら三つのテーマは、一年を通して何かと話題になると考えられます。

土星と冥王星
山羊座における二つの天体は「法と政治」です。もうすでに話題になりつつある「あの案件」が動きだす可能性があります。さらには、「ルールと政治体制」という側面から世界的なパワーバランスを問う動きが活発化する機運もあります。
ここに、蟹座を運行中のドラゴンヘッドが絡み合い、過去と未来を示唆しています。

これは私たちに関わる問題でもありますので、関心を持ってなりゆきを見守りたいものです。

木星と海王星
ともにHOMEを運行する二つの天体はスクエアを形成します。社会的にはIoT利用範囲の境界のバランス、海洋における境界線のバランス、ガソリン価格と物価のバランス、薬価と健康保険のバランス、海洋や海洋生物に関する何らかのバランス、国家の内外のバランス、川や海岸線など水際と生活領域のバランス。
スクエアが”止むを得ない行動”を招く事態は避けてもらいたいと思いますが、家計や海洋資源、医療、自然災害とインフラ整備などの分野で、身近な話題としてこれらがメディアを賑わすこともありそうです。

太陽星座蟹座さまにとっては厚生労働分野、体調管理と仕事のバランスが挙げられますね。

そして何よりも、土星と天王星。
いよいよ平成からの御代替わりの年となります。
これまで、と、これから、のバランスを、伝統の歴史と現在の私たちのバランスを、一人一人が考えていくことになるのかもしれません。


蟹座さま、2019年のシーズンそれぞれのバランス。


ここからは季節ごとの四季図を使って、それぞれのシーズンでの社会の動向と蟹座さまについて見ていきましょう。


新年1月<1月1日~春分>




社会では通常国会に向けて予算の話がニュースになるのはお約束として、これはなんとなくですが、本格的な電子マネーの普及をはじめとした、通信やIT業界に関する出来事やニュースが取りざたされるような気がしています。ガソリン価格は高めですがコントロールは効いています。

そんな2019年の1月は、蟹座さまにとって静かな新年となりそうです。1月6日の部分日食、21日の皆既月食は、ドラゴンヘッド蟹座26°。

新年図では月が蟹座さまの5室を運行していますので、趣味に没頭したり、親しい人たちと過ごす蟹座さまも多そうです。気持ちは家庭や仲間に向かいやすいように思われます。地域社会や職場も含めて、昔話や長老、年長者の話を聞いてみるのに、この時以上に最適な時期はないのかもしれません。

2019年1月1日のホロスコープ。金星と火星が良好な様子が見えます。


本格的に行動できるのは2月中旬あたりから。それでも割合のんびりした活動ですが、確実に積みあがるような動きです。

男性に縁のある時期かと思われますので、男性のパートナーを求めている、あるいは、男性との調整を希望する蟹座さまは、相手を立てる・配慮する気持ちを忘れずに、この2月中旬以降3月いっぱいの時期を使ってみてはどうでしょうか。
場合によっては、ドラゴンヘッドからの不思議な贈りものが期待できる可能性もありです。

2月から春にかけて新入生や新入社員の皆さんは、また、それにかこつけてその他の蟹座さまも、故障による買い替えも含めて新しいIT機器をゲットするチャンスがあるかもしれません。
届けられるメッセージがあるとすれば、ちょっと分かり難いかもしれませんが、そこから確実に歩き始められるような、偽りではない真実に即した内容のような気がします。

1月14日に木星と海王星のスクエア(ともに14°)があります。体調管理に留意してください。あるいはこの冬帰郷した際に、故郷への転職、就職の話が出るのかもしれません。


・前半さんからは木星の焦燥感と土星の抑圧の影響が和らぎつつあります。もうしばらくの辛抱です。前半さんがこの時期の火星を使うには2月中後半が良いようです。

・中頃さんの太陽とルンルン気分の海王星に木星がオーブながらスクエアです。仕事のストレスやインフルエンザや風邪に気をつけてください。土星の影響が出始めていますが、海王星は完全に調停の位置にあります。緩和されるでしょう。

・後半さんには何か、奇妙で不思議なことが起きているイメージがあります。これは2018年12月頃から表面化していることのようにも思われます。
後半さんの太陽に重なるドラゴンヘッドが金星と火星でトラインを作り、ドラゴンヘッドは天王星とスクエア。そこに水星が天王星とトラインという。なんだろう、愛情の問題?
解決のために手紙やメールのやり取りがあるのでしょうか。ですが一過性の出来事だろうと思われます。

新年は動き始めるためのバランス、勢いが強すぎても弱すぎてもギクシャクしてしまいます。ウォーミングアップから始動へとうまくギアをつないでください。


春分<3月21日~夏至6月20日>




春分は満月です。とても賑やかでそれでいて神秘的な季節に突入します。
満月は何かが完結する時期という知らせでしょうか。

土星と冥王星がもうほとんどコンジャンクションで、水星・海王星とセクスタイルを形成し、金星火星木星が、さらにドラゴンヘッドが絡んで完全なアスペクトの連携の輪を作っています。
2018年後半のこの記事を書いている時点では表面化していないものが、過去と未来を織り込んで、この季節から始まるように思われます。

法律やルールに関わることが政治的な話題になっている可能性もあります。何かを変えようとする意志と努力が、新しい生活、平成の終わり御代替わりのムードと相まって、ときめきのようなちょっとそわそわした期待と不安と決意とが入り混じる、春っぽい空気感があります。
ここから長期にわたって人々の心に残り、響き続けるメッセージやエピソードが伝えられるのかもしれません。

通信やIoTに関する規制の緩和、新卒採用の初任給、春闘、そういう話題もありそうです。

2019年春分図。
アスペクトの連携の中にまっすぐに伸びたドラゴンヘッドが印象的です。


蟹座さまにとってのこの季節は、土星の抑圧、冥王星の衝撃はそれなりにありますが、海王星と水星の援護があります。ちょっとおっかなびっくりに始まる新しい生活も、分け隔てなく誠実な心がけで難なく乗り切れるようです。

連絡ミスや連絡漏れに注意してください。

待ち望んだ金星が、良好な状態で魚座と牡牛座にやってきます。もう目一杯、恋・恋愛・愛情の再確認、普遍的『愛』への強いリスペクトなど、4月中旬までと5月中旬から6月前半までフル活用してください。


・前半さんには、牡牛座に戻ってくる天王星が影響を与えています。何か変化に対する心の動きがありそうです。

・中頃さんには、海王星。心を洗われるような出来事、何かの知らせが伝えられることがあるかもしれません。

・後半さんには、男性のシグナルがあります。出会いか、何かアクションを起こす、宿命的な巡り合わせのようなものがあるかもしれません。

春から初夏は、馴染んだものと新しいもののバランス。急ぎすぎても遅すぎても納得はできないでしょう。最適なタイミングを見計らう。マイペースでいきましょう。


夏至<6月22日~9月23日>




夏は海王星の季節です。木星と海王星がタイトなスクエアのアスペクト(6月17日18°)になっています。海に関すること、水に関することがクローズアップされる可能性があります。水の事故、悪天候による自然災害には注意してください。

電子マネーや仮想通貨、電子決済に絡む何らかのニュースが報道されるかもしれません。

相変わらずルールや法律をめぐる話題が盛り上がっているようです。そこに海や境界に関することも連動するのかもしれません。
この時期の社会は、何かを練り上げる、なじませる、そういう動きをしているように感じられます。

もしかするとこの夏、私たちの社会は、ホロスコープを背骨のように貫いているドラゴンヘッドの力を借りて、これまで語ってこなかった事を語る機会を得るのではないでしょうか。

2019年夏至図。蟹座と山羊座を渡す橋のようなアスペクトです。


一方で蟹座さまにとっては、6月から7月下旬にかけて水星と金星、それから火星も蟹座に滞在し活動的な時期です。人々との積極的な交流や海外への旅行も考えられます。
何より夏は蟹座の季節です。海王星も逆行になり、気がつくとぼんやり幸せに過ごしていたという贅沢な楽しみ方も出来る時期です。それはそれで良し、思い切って何か行動するのもいいシーズンと思われます。

木星と海王星のスクエアは、ここでは疲労や怪我の方が懸念されます。

土星と冥王星の影響で衝撃的なことがあるのかもしれませんが、逆行中ということもあり、中和される可能性は高いでしょう。

7月3日の皆既日食、17日の部分月食はドラゴンヘッド蟹座17°。
これは夏の蟹座さまに特別なことをもたらすかもしれません。出かけた先で、また、出会った人と、やってみたことと、など、行動・活動の中で浅からぬ縁の糸が垣間見える場面が想像されます。
仮にそうでない場合でも、過去と未来をつなぐ不思議な縁が、半ば強制的に目の前に現れるような時期です。前述した土星と冥王星からの影響で起こる出来事が、その現象を招くのかもしれません。これらは秋の季節へと繋がる、持ち越されるように思われます。


・前半さんは、変化に対する天王星の影響がまだ継続しています。少しづつ周囲との関わりについて意識が向いてくる時期になっています。差し伸べられる手があれば、正直な気持ちを話してみてはどうでしょうか。

・中頃さんは、土星の影響を海王星が中和してくれる、そんな出来事に遭遇するかもしれません。強いストレスを感じた時、ふっと光が差すように考え方がほぐれて楽になるようなことがあるようです。

・後半さんは、春頃から続く不思議な出来事に対して、具体的な行動に出るかもしれません。あるいは何か情報が伝えられるか、何かを発信する可能性があります。

夏の蟹座さまは、自分と他者とのバランスに意識が向く時期のようです。
自他の境界、融和の状態。深く息を吸ってゆっくり吐き出す深呼吸に似た、動きながらバランスを整えることに気がつくのではないでしょうか。



年後半へと続きます。


*ホロスコープチャートはFree Horoscope Chartさんのチャートを使用しています。https://freehorocharts.com/

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